このブログは、官能的な世界を綴るブログです 官能的な小説・実体験・妄想・願望・・などなど 書いていこうと思っています。 アナタも書き込みしてみて下さい。
家を飛び出した私だったが、何処かに行く当てもなく、
街を歩いていると、知らないうちに裕太とよく話していた公園にいた、
一人ベンチに座り、裕太と話した事が頭の中を駆け巡り、
そこに何時間いたのだろうか?
気付いた時は、もう夜になっていた。
今日は何処へ泊まろうか悩みながら、また歩き国道に出ると、
バイクの爆音が後ろの方から聞こえてきた、そう暴走族だ
その集団が私の横を通り過ぎようとした時
「お〜〜い、お〜〜い、由香ちゃん」
の声、私がその声の方に向くと
昼間、葬儀場で声をかけてきた男の子がバイクに乗って近づいてきた。
「あれ?由香ちゃん、何してんの?」
「えっ?ちょっとね」
「今日はさ、俺達、裕太の弔い走行してんだ」
「そうなんだ」
「どう?由香ちゃんも一緒に走らない?」
「私はいいよ」
「そっか〜、ま〜、俺の後ろに由香ちゃん乗っけたら
裕太に怒られちまうよな、あははっ!」
そんな彼の笑い声に、なんか癒された自分がいた。
「でも、こんな夜中に一人で歩いてたら危ないぜ、
家に帰った方がいいんじゃね〜?」
「うん・・・・でも、私、家を飛び出してきちゃったから」
「マジで?なら、今日、何処で寝るの?」
「決まってない」
「よっしゃ〜、ちょっと待ってな、ここを動いちゃだめだよ」
と言うと、彼は爆音を響きかせて走って行った。
それから10分くらいしてから、彼が戻ってきた
うしろには紫色の車がついてきて、中には二人の女性が乗っていた
助手席の女の子に指をさしながら、
「お待たせ、コイツ俺の彼女、由香ちゃんの事を話したら、
家に泊めてやってもいいってよ、泊まる所ね〜んだろ?
泊めてもらいなよ」
すると、助手席の女の子が
「こんばんは〜・・・ちょっと、明、なに偉そうに俺の彼女とか言ってんの?
あっ、ごめんね、今さ、明から話は聞いたよ、裕太には私も色々と世話になったし、
裕太の彼女が困ってるって言われれば、ほっとけないよ。
だからさ、今日はウチに泊まりなよ」
「えっ、でも」
「大丈夫だって、このまま街をうろついていたって
アホなオヤジ共に「ホテル行かない?」って言われるか
ヤンキーかなんかに拉致られるのがオチだよ、
ウチも母子家庭だけどさ、気を使うような家じゃないからさ、おいでよ」
「そうだよ、由香ちゃん、裕太の彼女に何かあったら
俺、裕太の墓参りに行けね〜よ、コイツ、口は悪いけど
今、レディースの頭やってて、根性と気持ちだけは俺が保障するから、
甘えなって」
「オイ!明、口が悪いって言うのは余計だろ」
「あ〜、わり〜わり〜」
「ね、由香ちゃん、おいでよ」
「・・・・はい・・・では、お世話になります・・」
私は明君の彼女の家にお世話になる事にしました。
「あっ、そうだ、まだ名前言ってなかったね、
私は桜井 舞子、それで、コイツは高田 真美、
今、レディースで頭やってるんだけど、私も来月卒業するんだ、
こんなナリしてるけどさ、私、犬とかが好きで、今度、ペットショップで働く事になって
次期総長が、この真美なんだ、」
「ヨロシク!」
「そうなんですか、よろしくお願いします」
車の中で軽く自己紹介をして、車で走ること20分、舞子さんの家に着いた。
「狭くて汚い家だけどさ、上がりなよ」
「お邪魔します」
中に入ると、舞子さんのお母さんらしき人がテレビを見ていた
「ただいま」
「舞子、ただいまはいいけど、また走りに行ったの?
もう、暴走族は卒業するって言ったんじゃないの?
また、警察に捕まったら、せっかく就職がダメになるでしょ。」
「仕方ないだろ、今日は裕太の弔い走行だったんだからさ、
走るのは今日と、来週の卒業走行だけだから」
「もう、いいかげんにしなさいよ」
「はい、はい・・・・・それでさ〜、お母さん
今日から少しの間だけ、この子、ウチに泊まるから、いいよね?」
「すみません、夜分遅くにお邪魔しまして、
野村由香と言います、今日だけですので泊めて下さい、お願いします」
「なに言ってるんだよ、次、住む所が決まるまではウチにいていいからさ」
「でも、それじゃ〜、迷惑だし・・・」
「舞子、アンタが連れて来る子にしては、まともの子を連れてきたね、
何処の子?」
「あっ、この子、裕太の彼女なんだ、なんかさ〜、親と喧嘩したみたいで、
家、飛び出してきちゃったんだって、だから、泊めてもいいでしょ?」
「泊めるのはいいけど・・・・」
「はい、決定!じゃ〜、私、お風呂に入るから
そこでテレビでも見てなよ、冷蔵庫の中に、なんか飲み物あるし、
お腹減ったら、適当に食べていいからさ」
「うん」
舞子さんは、そそくさと、お風呂に行った。
舞子さんのお母さんとテレビを見ていると
「名前、なんだっけ?」
「あっ!由香です、野村由香です」
「由香ちゃんね、お父さんと喧嘩したの?」
「いえ、母です、父はいないので・・・」
そんな話から、ココに来るようになった訳、母親との喧嘩の経緯
裕太との事、色々、舞子さんのお母さんに話した。
「由香ちゃん、色々あったのは解ったけど、
ここにいる事はお母さんに伝えた方がいいわよ。」
「でも・・・・」
「あのね由香ちゃん、親はいつまで経っても親なのよ
子供の事は心配なものなのよ、私が途中で代わって話してやるから電話しなさい」
私は、家に電話をした
「由香だけど・・・」
「アンタ、今、何処のいるの?」
「友達の家」
「いいから、早く帰ってきなさい」
受話器から私の耳を突き刺すくらいの母親の大きな声が響いた、
私は受話器を手で押さえて、小さな声で
「おばちゃん、ダメ、凄く怒ってる」
おばちゃんに代わって話し始め、母と10分くらい話してから電話を切った。
「しばらく、ウチにいますから安心して下さい、って言っておいたからね、
でも、少ししたら、必ずお母さんと話し合いをしなくちゃだめよ」
と言われました。
舞子さんの家にお世話になって4日目の時に
「由香ちゃん、これからどうするか考えた?」
と、舞子さんに聞かれた
「ごめんね、長い間泊めてもらって、明日には出ていくから」
「違う違う、そういう意味で言ってるんじゃないよ、
ウチは全然いてくれてOKなんだけど、
ただ、このまま何もしないって訳にはいかないじゃん?
学校に戻るとか、仕事を見付けるとかさ」
「学校には戻る気はない、学校に戻っても、裕太の机とか見たら辛いと思うし」
「そっか〜、なら働く所を見付けないとね」
「うん」
「なんか、したい仕事とかないの?」
「今までは、スーパーでしか働いてないし、やりたい仕事って言われても・・・」
「あのさ、私、考えたんだけどさ、私がまだ、仕事も決めずにフラフラしてた時に、
族の先輩で、今、工務店の社長をしてる人がいるんだけど、
その人に、「ウチで事務として働いてみないか?」って言われた事があるんだけど、
私、バカだし、事務なんか無理って思って断ったんだけど、
由香ちゃんなら頭良いし、どうかな〜?って思って、昨日聞いてみたんだ、
そしたら、一回面接に来いって、言ってくれたんだけど、どう?
小さな会社だけど、凄く面倒見のいい人だから大丈夫だし、
中卒や高校中退が就職するって大変なのは私が一番知ってるしさ、
嫌だったら、行かなければいいんだし、とりあえず、会うだけ会ってみたら?」
「そうだね、いつまでも舞子さんの家にお世話になってられないし、
会うだけ会ってみようかな?」
「うん、そうしなよ・・・・それで、もう一つ考えたんだけど、
先輩の会社さ、○○駅の近くなんだ、それで、私が働くペットショップも、
あの駅の近くなの、だから、由香ちゃんが、そこで働く事になったら、
二人でアパート借りて、一緒に住まない?」
「でも、そこまで甘えられないよ」
「大丈夫、家賃や光熱費はちゃんと折半するし、
今、住もうと思ってるアパート、大家さんが親戚なんだ、
だから、敷金・礼金無しで住んでいいって言ってくれてるし、
保証人はウチのお母さんがしてくれるから、こんないい話ないと思わない?」
「う〜ん、どうしようかな?とりあえず、その会社の社長さんに会って、
話をしてみる、それからでいい?」
「そうだな、先輩の会社で働くか解らないのに、住む所決めてもしょうがないもんな」
次の日、私は、舞子さんの先輩の会社に面接に行った。
「木村工務店」社員は社長と奥さん、それと3人の従業員
社長さんは、元暴走族そのものという感じで、
パンチパーマに口髭をはやし、怖い感じだったけど、
話すと凄く優しくて、奥さんも感じのいい人でした。
このまま、何もしないよりはいいかと思い、そこで働かせてもらう事にしました。
就職が決まった事を、母親に話、家を出て舞子さんと一緒に住む事も話し、
学校に退学届けを出して、引越しという、あわただしい一週間が過ぎました。
仕事は最初、全然解らなかったけど、奥さんが優しく教えてくれて
2ヶ月後には、だいぶ慣れて楽しく仕事をする事ができるようになっていました。
舞子さんとの共同生活も、たまに喧嘩する事もあったけど、
暴走族を辞めて、車の修理工場で働いている明君や、
ペットショップで一緒に働いている人が遊びにきたりして
楽しい日々を過ごしていました。

それから、2年の月日が流れ、私が成人式を迎えた頃、
私の心の中に、インテリアコーディネーターという仕事がしてみたいという
気持ちが芽生え始め、思い切って社長に言ってみたんです。
「独学で試験にパスするのは難しいかもな、
夜間の専門学校があるから、ウチで働きながら学校に行くっていうのはどうだ?」
「独学じゃ無理なんですか・・・」
「いや、無理とは言わないけど、昼間働いて独学でというのは難しいと思うんだ」
「でも、私、学校に行くお金なんか無いし」
「いや、奨学金制度があるって聞いた事があるから
それなら大丈夫じゃないか?」
私は4月から、昼間は会社で働きながら、夜間、専門学校へ通うという
生活を2年間続け、念願のインテリアコーディネーターの資格を取る事が出来ました。
会社の人も、舞子さんや明君も喜んでくれて、
みんなでお祝いをしてくれました。そのお祝いの席で社長が
「由香ちゃん、おめでとう、よかったな
せっかく資格を取ったんだから、これからはウチじゃなくて
もっと大きな会社で働いてみる気はないかい?
実は、ウチの元受け会社に、由香ちゃんの事を話したら
そこの社長さんが由香ちゃんの事を引き受けてもいいって
言ってくれてるんだ、どうだい?」
「由香ちゃん、いい話じゃん
せっかくの資格なんだから、先輩の小さな会社より
資格をいかせる所で働いた方がいいと思うよ、先輩もこう言ってくれてるんだし」
「おい!舞子、小さい会社で悪かったな」
「あはははっ!」
「社長さんや奥さんには、凄くお世話になってるし
他の会社に行かなくても、ウチのお客さんにもコーディネーターとして
アドバイスは出来るし、そんなつもりで資格を取った訳じゃないし」
「おいおい、由香ちゃん、そんな事、気にするな
ウチの元受けの会社なんだから、由香ちゃんがお客さんに
いいコーディネートすれば、ウチにも仕事が回ってくるんだから、
チャンスは自分で掴め」
「・・・・はい・・・・、それじゃ、お言葉に甘えさせて頂きます
みなさん、本当にありがとうございました。」
「ね〜、由香ちゃん、なんか、もう会えないような感じになってるけど
職場が変わるだけで、今までと変わらず会社に顔を出して」
「そうそう、先輩の会社、潰れそうなんだから
沢山、お客さん回して、恩返ししないと」
「こら!明、何処が潰れそうだって?」
「やべ〜、本当の事を言ったから、怒られたぜ」
「わはははは」
新しい会社は今のアパートから少し遠く、
舞子さんとのアパートを出て一人暮らしをする事にし
新しい会社で働き始めた私、また悲劇が繰り返されずとも知らずに・・・・

資格があると言っても、その会社は今までと違って大きな会社、
殆どの人達が大卒の人で、
私が配属された所はデザイン部だったのですが、
仕事といえば、お茶汲み、コピーとり、お昼の出前の注文
会議があっても私のは発言権はなく、
夜になれば、接待の場に連れて行かれ、コンパニオンのような事をさせられ、
職場に行くのも嫌になっていた頃、
部長に呼び出され
「野村君、君、インテリアコーディネーターの資格を持っていたね?」
「はい」
「実は、私の知り合いでな、今度、新築で家を建てるという事で
わが社にお願いしたいという事なんだ、
それでだ、設計の方は設計部がやるのだが、
内装や照明をウチの部でお客様の希望を聞いて
ご要望にそえるようにとの事なんだが、
君もウチに入社して3ヶ月が経ったし、
この仕事を君にさせてみようかと思っているんだが、どうだ?やってみないか?」
「はい、是非やらせて下さい、頑張ります」
「お〜、そうか、では君にやってもらう事にしよう」
「はい」
「でだ、今日、仕事が終わってから、打ち合わせをしたいんだが
時間はとれるか?」
「はい、大丈夫です」
「そうか、では、6時に会議室に行ってくれ、
お客様の奥さんが来られるから、失礼のないようにな、
私も後で顔を出すから」
「はい」
私は5時50分に、壁紙や照明などのカタログを沢山抱えて会議室に着いた、
私以外、誰も来ておらず、6時15分になっても誰も来ないので、
会議室の外を見ようとドアを開けようとした時、
部長が入ってきた、
「あっ、部長、お疲れ様です」
「お〜、お疲れ、あれ?佐々木の奥さんまだ来てないのか?」
「はい、誰も来ないので、今、外を見てみようかと思っていたところなんです」
「そうか〜、うーん、車で来ると言っていたから渋滞にでも巻き込まれたかな?
ま〜、お客さんがいないんじゃ打ち合わせにもならないから、
来るまで座って待ってようか」
「はい」
「どうだ、野村君、会社には少しは慣れたか?」
「あ〜〜、はい、会社には少し慣れたのですが、
まだ、仕事というほどの仕事はしてないので・・・」
「だから、今回、君にこの仕事をさせようと思ったんだよ」
「はい、ありがとうございます」
「ま〜〜、この仕事が上手くいけば、
これから君にどんどん仕事を与えていくから、頑張りなさい」
「はい」
「ところで君は、いくつになるんだ?」
「23歳です」
「ほ〜、23歳か、なら、長谷川と同じ歳か?」
「はい、長谷川さんと同じ歳です
でも、長谷川さんは大卒ですし、私より仕事も出来るし」
「大丈夫だよ、君だってこれから頑張れば仕事出来るようになるさ」
「はい」
「君だって、コピーやお茶汲みだけじゃな〜」
「はい」
その時、部長の手が私の胸を鷲摑みにしたんです。
私は部長の手を払いのけ
「なにするんですか、辞めてください」
「解ってるだろ、君だって」
「何がですか!」
「今、君が言ったじゃないか、仕事をしたいって」
「関係ないじゃないですか!」
「何を言っているんだ、中途採用の君が仕事するには
このくらいの覚悟がなくてどうする?
聞く話によれば、君は社長の口利きで入社したそうじゃないか?
どうせ、社長にも色目を使ったんだろ?」
「いい加減にして下さい、私と社長とは何もないです」
「ウソをつけ、君が社長の女という事は、会社でも、もっぱらの噂だぞ」
「ふざけないでください、大きな声出しますよ」
「お〜、出してみろ、誰も来やしないさ」
「え?だって、お客様の奥さんが来るって」
「そんな事は嘘だ、そんな仕事は始めから無いんだ」
それを聞いた私は、席を立ち、その場から逃げようとすると
部長が私を押し倒し、制服を引きちぎるように破き、
ブラウスの上から胸に顔を押し付けてきた、
私は、あの出来事を思いだした、そう中学の時のあの悪夢を・・・
私は必死に抵抗した、あの時のようにはなりたくない。
「やめてください!」
私は大声で叫んだ。
その時、会議室のドアが開いた、
すると、土木部の作業服を着た大男が入ってきて、
「おい!、そこで何してんだ」
と、言うと、私達のもとへ駆け寄り、私から部長を引き離すと、
そのまま部長の襟首を持ったと同時に、床に投げつけた。
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